大琳派展：木のしごと：SSブログ

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大琳派展　[展覧会] [編集]

二人展が終わって
バタバタしていて
すっかり御無沙汰デス

さて

「大琳派展」

それこそ自分の展示にいっぱいで
見たかった展覧会
ことごとく行かれず

久しぶりに楽しみにしていた
「大琳派展」

ほんとうに
素晴しいの一言

正直、この展覧会見るまでは
宗達以外はなんかなぁと
思っていたが
自分の無知を反省

その後の日本美術、デザイン、工芸、
ありとあらゆる「モノ」に影響を与えただけあって
その素晴しさは
やっぱり見なきゃわからない

たしかに
「あ、これいいなぁ」と
思うのは宗達が多い
風神雷神図にしても
宗達に敵う人はいないと思う
尾形光琳以降は模写のため
勢いや絵から発する気が全然ちがう
光琳こそきれいに描いているが
抱一や其一にいたってはイラストでしかありえない

ちなみに風神雷神図が４点揃ったのは
初めてだそうで
意外

それでも
模写でなく
それぞれが見た四季の移り変わりや
生き物のしぐさを描いたものは
呼吸が聞こえてきそうなぐらいに
ほんとうにすごいと思えるものばかり

連日混んでいるが
それでも何度も行きたくなるような
展覧会

そういえば
最近は日本美術の展覧会が
当たりが多いなぁ
「巨匠たちの対決」や「薬師寺」などなど

見れば見るほど
その深さや豊かさが
心地よくなっていく

年齢とともに・笑